私も子供の頃、不登校でした。

菜花俊

不登校だった私がなぜ今、
不登校で悩む親子を支援しているのか・・・
その理由をお話します。


自己破産

私は10年ほど前まで、父と一緒に小さな会社を経営していました。

その会社が経営不振になり、倒産しました。

会社の借金の保証人になっていた私も、

1億円以上の借金をかかえ、自己破産しました。


私は自信を無くし、毎日ただ息をしているだけの日々を過ごしていました。

そんな時、私はある女性と出会いました。


私は彼女に、全てを打ち明けました。

彼女は全てを受け入れてくれました。

そして、私を励ましてくれました。

いつも側にいてくれました。

私の心を守ってくれました。


そして、彼女の笑顔によって私は、

今まで見失っていた生きる意味・・人生の目的を見つけることが出来たのです。


「私の人生の目的は世界中の親子を笑顔にすることである。」

母の涙

私は、幼稚園、小学校、中学校と不登校でした。

私の母は、いつも泣いていました。

私は母が大好きだったので、

母を泣かせる自分のことを「ダメ人間だ・・」

と思い込んでいました。


そんな私の暗い子供時代にも意味があったのです。

学校に行けない子供の気持ち・・・

学校に行けない子供を持った母親の気持ち・・・

大人になった今でも・・・

大人になった今だからこそ、親子の気持ちが分かります。

だからこそ、私は、

「子供の事で悩むお母さんの力になりたい!」

そう強く思うのです。

私に生きる意味を気付かせてくれた彼女に対して、

今までも何度かプロポーズしようと思ったことがありました。

しかし、そのたびに、

「自己破産した自分がプロポーズなんかしていいのだろうか?」

と思えてしまって、決断出来なかったのです。

彼女の告白

そんな時、あの東日本大震災が起きました。


原発の放射能漏れから逃れて、

私は一時的に、彼女の家に避難する事になりました。

その時初めて、

彼女がバツイチで、二人の子持ち(小2、小4)だと知らされました。

私は頭の中が真っ白になりました。

何も考えられず立ち尽くしました・・・

30分後、頭の中から声が聞こえてきました・・・

”お前の人生の目的は何だ?”

「人生の目的??

 俺の人生の目的は・・・・

 世界中の親子を・・・

 笑顔にすること・・・」

そうか!!!

彼女と子供たち・・この3人が、
俺が笑顔にする最初の親子だ!」

その時私は気付いたのです。

すべて運命だったのだと。

私はすぐに彼女にプロポーズし、

彼女は快諾してくれました。

そして私達は結婚する事になったのです。

決意

私は断言出来ます。

人生に無駄な事など何もないと。

不登校・・母の涙・・

倒産・・自己破産・・・

彼女の告白・・

確かにその時は苦しみました。

でも、その全てが、今の私の支えになっています。

私の人生にはこれからも、悲しい事や辛い事もあるでしょう。

でも、私はすべて乗り越えられると知っています。

そして私は、私自身の人生の経験を基に、

悩めるお母さんの力になりたいと思っています。


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